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1年半の出場停止、殿堂取消と自身のこれからについて。

もうご存知の方も多いと思いますが、僕、齋藤友晴は1年半の出場停止となってしまいました。

送られてきたメールの内容は、
・GPフローレンスの件は過去の警告履歴を調査した結果意図的と判断。
・2001年に悪質な行為により出場停止を受けている事も考慮。
・18ヶ月公認トーナメント参加とジャッジが出来ません。
との事でした。

最初はもの凄い衝撃を受けました。正直今後トーナメントに出れない辛さより、今回この重い裁定が出た事に心がおかしくなりました。自分なりに、フェアプレイを心がけながらやってきた上で、こうなるのかと。
そして、その部分に関して考えれば考える程、分かってきました。
フェアプレイへの意識より、勝つ事に対する執着のほうが圧倒的に高くなってしまっていたのが大きな原因だと思います。プロプレーヤーたるもの、勝つ事に対する執着心は高く持つべきですが、フェアプレイ意識と差がありすぎたのではないかと思い、段々と考えがまとまっていきました。
これは、警告の累積から今回の失格、出場停止に至るまでの総合的な反省から得たものであり、今後トーナメントに出続ける皆さんの為にもなると思うのできちんと記しておきます。

「勝ちへの執着心の強さ」-「フェアプレイ意識の強さ」=「警告、失格の出やすさ」

この式から出る解が大きかった事が、プレイが遅かった理由であり、沢山警告をもらってしまったり、今回失格が出てしまった理由だと思います。勝ちへの執着が非常に強いのなら、それと同じぐらいフェアプレイの意識を高く持たなければ駄目だった。
勝ちへの探求は常々してきたけど、フェアプレイという部分に関してはある程度のところで成長が止まってしまっていたように思います。プロレベル、競技レベルのトーナメントでプレイする数が増えれば増える程、勝って注目されればされる程、よりフェアなプレイが要求されるというのが本質なのでしょう。
とは言っても、勝ち意識に対してのフェア意識を同じぐらい持つというのは数値化がしにくいので、「フェアプレイへの探求を続けていく事こそが大事であった」とまとめさせていただきます。
僕はそれを途中から出来てなかったからこそ最悪の結果が出てしまったし、皆さんが試合に出ていく上では、それがしっかり出来ていればきっと大丈夫だろうと思います。
フェアプレイについての探求。もっと仲間とディスカッションしたり、もっとルールの隅々まで理解したり、色々できたはず。それが出来ていなかったからこうなったという事を切に受け止め、今後の人生に生かしていこうと思います。

18ヶ月もの出場停止が出ました。そして僕はこの事実自体はすぐ受け入れる事が出来ました。出場停止に関しては、裁定基準は公開されていないものですが、その中で、プロプレーヤーという活動を好んでやってきたのは自分なので、前回の失格と同じく、決定された事に従います。
殿堂取り消しに関しても、追ってメールが来ました。今まで頑張ってきて、それが評価されて喜んでいただけに非常に残念ですが、こうなってしまったからには適切な処置だと思いました。

失格、出場停止、殿堂取り消し。そして、公言していたPOY獲得ならず。
これらの件について、応援して下さっていた方々や落胆させてしまった方々、様々なご迷惑をおかけしてしまった方々はじめ、
マジックに関わる全ての方々に、改めて深くお詫び申し上げます。


自身のこれからについても少しお話しさせて下さい。
事後各所で、本当に沢山の人が応援や励ましのメール、コメント等を下さりました。
本当に助かりました、ありがとうございました。
こんな状況になってしまったのに、こんなにも自分の事を気にかけてくれる人がいるんだと驚きました。
嬉しかったです。しかし、嬉しさと同時に申し訳ない気持ちもまた、高まりました。
皆さんの気持ちに対して僕が出来る事。
それはやはりマジックに貢献していく事だと思っています。
マジックに貢献する、マジック界のハッピー拡大に尽力していくという強い思いでやってきたからこそ、こんな時、優しい言葉をかけてもらえたと思うし、厳しいお言葉も頂けました。それら全てのお陰で僕は無事、前に進んでいけそうです。

それでは、具体的にどうして行くか。
これからは、練習、試合、移動、今までプロプレーヤーとして使っていた膨大な時間が空きます。
まずは、マジックへの強い想いからの一番の産物であるCARDSHOP晴れる屋。ここには今まで以上に力を入れて頑張っていきます。今では同じ想いを持った仲間も沢山いるし、必要としてくれる人が沢山いる以上、一番やるべき事なのは間違いありません。お客さんの笑顔が更に増えていくように、頑張っていきたい。スタッフとして店頭に立つ事も増えそうです。
それから、長期間トーナメントマジックばかりをやってきた分、今まで時間がなくて全然出来てなかったカジュアルマジックに沢山触れてみたいと思っています。キューブドラフトとか、ウィンストンドラフトとか、オリジナルルールの遊び方とか、そういったものです。カジュアルに「楽しむ」事を、探求して伝えていくのもまた面白そう。
それと、何人かに言って頂けたのですが、1年半後プロとして復活し、また活躍というのは残念ながら今のところはまだ全く考えられません。裁定を受け入れる事はできても、精神的ショックは大きいです。この機会に、1年半ゆっくり考えてみる事にします。また、他にもマジック内で出来る事、マジック外の事も含めて色んな可能性を探してみようと思ってます。

自分の頭の中にある「これから」について書きました。
前回のエントリから1年半のプロ活動停止と殿堂取り消しが加わったのにも関わらず、結局やりたい事はマジック関係の事ばっかりみたいです。マジックのお陰で色んな事を学んで来れたから、できる事は他にも沢山あるはずなのに。
でも、やりたい事が分かったなら後はやるだけですよね。
少なくとも僕はそう言ってやってきました。
この先、今回の件が結果として嬉しい出来事であったと早く皆さんに言えるよう頑張っていきます。
改めて、マジック人齋藤友晴を宜しくお願い致します。

それでは引き続き、皆さんとマジックの更なるハッピーを願っております。


2010年12月5日 齋藤友晴

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GPフローレンスで失格裁定を受けた件について。(2)

駄目でした、とりあえず今は世界選手権に向けて頑張ると言い放つも、まだ全然気持ちの整理がついていなかったので今回の件について更に深く考えました。
そのまま前に進んでもベストな準備、ベストな結果が出せる気がしなかったし、1人のマジック人として生きていくにも、もやもやしたままでは良くないと思いました。
前回は、すぐに何が起こってしまったのかを明かすという目的が強く、今よりもずっと頭の中が混雑してしまっていた事もあり、起こってしまった事に対しての検討が足りていませんでした。
今回は、検討した上で何を考えたか、また、どうしていくのかという事を書きます。

GPフローレンスで失格裁定を受けた件について。(失格裁定翌日に書いたエントリです)

「残り時間が少ないのを確認した後、故意に時間稼ぎをしているように見えた」
という内容で失格裁定が出てしまった今回の件を、直接大きく関わっている要素で分けると、自分、ジャッジ、ルールの3つで出来ています。

[自分]
久々に起こった戦闘でどうブロックするかを真剣に考えていたらゲームを監視していたジャッジからスロープレイの警告を受けました。その時、1分近く考えてしまっていた気がするので納得でした。そして、更にラウンド後に呼び出され、ヘッドジャッジに「時計を見た後プレイするスピードが変わってなかった?」と言われたので正直に「はい、でもそれはブロックを考えていただけです。」と言い、どういう状況で考えていたのかまで説明しました。結果失格になり、その時はわけが分からないと思いました。

[ジャッジ]
とりあえずその場ではスロープレイの警告を出し、「時間を稼いでいたように見えた」為、プレーヤーの話を聞いた上で失格裁定を出しました。認識として、裁定が間違っていたとは思いません。裁定の内容がルール上おかしい事ではなかったし、ヘッドジャッジの裁定が絶対だという事により、大きいトーナメントが成立しています。でももちろん、悪い事をしてない人を捕まえてしまうのは良くない事だし、悪い事をしている人を逃してしまうのも良くない事です。しかし、その判断はとても難しいので、各状況に対応するルールがあると思っています。

[ルール]
真実が見えにくいケースなので、明らかでない場合はゲームロスという基準があっても良いし、遅延行為でDQかスロープレイで警告しか選択肢がないなら、もっとゲーム状況を参照したり、プレーヤーに何を考えていたのか話を詳しく聞く等あっても良いと個人的には思いますが、それは少なくとも今回の件には全く関係のないものです。例外もあるでしょうが、基本的にはプレーヤーもジャッジもそのトーナメントに使われる「現在のルール」に従うべきだと考えているからです。

以上を踏まえると、自分の知っている事実「時間稼ぎなんてしていなかった」と話した後でも「残り時間が少ないのを確認した後、故意に時間稼ぎをしているように見えた」とジャッジに思われたままだった場合、やはりどうしようもなかったわけです。

まず、その時自分がどうにか出来たかを考えると、どうすれば誤解が解けたんだろうというところに行きつきます。悪い事をしたわけじゃないから話せば分かってくれるだろうという油断と、2人のハイレベルジャッジに疑われてしまっているというプレッシャーが重なり明らかに、時間稼ぎでなかった事を分かってもらう為の最善を尽くせてはいなかったと思いました。
※新たな誤解がないように書いておきますが、ジャッジ達はなるべく余計なプレッシャーを与えないように丁寧に接してくれていました。

最初のフルアタックだったので考えていただけ、時間が終わってから早くなったのは場が片付いて簡単になったから自然なものという事は当然説明しました。しかし、「それは確かだったけどゲームの状況は裁定にあまり関係ない」「時計を見た後プレイが遅くなったのは事実」「必要がないのに2回墓地を見た」「この状況は誰であろうとDQを出さざるをえない」と言われ、そこで少し心が引いてしまい墓地確認に関しては「考える為に行った」としか言えていませんでした。
今思えば、油断やプレッシャー等をそれこそ顔でも叩いて取り払い、臆せず、より詳細な状況、思考の流れを説明するべきでした。
その中でも特に、「必要がないのに2回墓地を見た」に対しては墓地を見た理由まで出すべきだったと思います。
除去を打たれ、攻撃宣言前に《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》で1体タップした後、《マイア鍛冶/Myrsmith(SOM)》1体残してのフルアタックを受け特に考えたのは、こちらのマナマイアを次ターン以降マイア鍛冶の止めに使うか、ここで複数いる相手のマイアトークンのひとつと相打ちしてしまうかの2択でした。その際、次のターン以降マイア鍛冶を止めれるカードと、それ以上の効果をもたらすカードがどれぐらい残っているかという情報を明確にする為、長いゲームで貯まった墓地を確認したのですが、そういうところまでしっかり言ったほうが良かったかもしれません。
しかし、誤解をうまく解けなかった事について、僕は自分を責めない事にします。
この時の自分にいくら文句を言ったところでGPフローレンスは帰って来ない。そして、僕は誤解を解くプロではないし、こんな事が再び起こる可能性は低いし、疑われてしまわないように、より健全にやっていかなくてはならないからです。

よって今度は「疑われないように」「より健全に」やっていくにはどうすれば良いかという事に視点で振り返りました。
まず、墓地を確認したのが1回ではなく、2回だったのは本当に良くない行為でした。
2回墓地を見た事が時間稼ぎだという印象を高めてしまったのは事実です。
確認して、考えて、また確認して考えたり、確認しながら考えたりするのは良くない。
それを対策するには「考えて」→「必要な事があれば確認して」→「必要があればまた考えて」→「決める」というように、考える時の流れが決まっているほうが良いだろうと考えました。残念ながら10年以上やってきたにも関わらず、今までそういうところには全く注目できていませんでした。もちろん、自分の思考順というものは自然に身に付いたものがあるにはあるのでしょうが、本人がよく理解していないようなレベルです。スポーツで例えるなら今までぐちゃぐちゃなフォームでスイングしていたようなもので、プレイが遅い理由が分かってきました。

スロープレイの警告を複数回受けているという部分についても正直なところ、数多くのプレミアイベントに参加している為ある程度は仕方がないと思っていた節がありますが、他のサーキットプロに聞いてみると相対的に見ても凄く多かったので、問題に感じました。
自分は「頭の回転が遅い」か「完全なプレイを求め過ぎ」もしくはその両方である事は大分理解できたので、そういった要素を持ちながらうまくやっていくにはスムーズに解答を出す為の介入が必要であるという事は間違いないだろうと思います。今後は悪印象となってしまうような動作が少なくなるように、また、普段から早くプレイできるように状況に応じた思考のフォームづくりを意識してやっていきたいと思います。
もちろん、本番で考える量が減るように準備段階で可能な限り頑張る事は大前提ですが。

また、これは近年すでに気を使い始めている事なのですが、残り時間が少なくならないように、考える以外はできるだけ時間を使わないようにしようと思っています。「余計な時間を減らす」とも言えます。例を挙げると、ペアリングが出たらなるべく早くテーブルについて準備する、先手後手のサイコロは引き分けになりにくい20面体を使い時間を短縮(引き分けは楽しいけど我慢)、ライフを書く紙とペンは自分が早く書きやすいもののほうが良い、カードに置くカウンターは転がっていきにくい6面体を使う等、色々時間を短縮できる部分はあります。こういった事を、今まで以上に意識してやっていきたい。しっかり意識する為に近日、時間を短縮する為の項目別リストをつくります。
その他も、出来る事を探してやっていきたい。
今回の一番の原因になっているプレイスピードが早くなるよう、そして、なるべく残り時間が少なくならないように頑張っていきます。

最後に、この件に関して僕が感じた事や考えを書きます。
まず、僕は今回のこの裁定を受け入れています。僕は当然イカサマ師ではないし、イカサマもしていないけど、イカサマの一種「時間稼ぎ」の扱いで失格になってしまった。フェアにやるという意識でやっていてもこういう事が起こってしまったという現実を受け入れます。仮に裁定に文句を言ってもGPフローレンスは帰って来るわけじゃないし、そもそも仕組み上おかしい事は起きていないと認識しているので。ルールの改善等、今後のマジックがより良くなっていく事を切に願います。
その上で、今回の件で僕が被害者だという事に変わりはないけど、間接的に僕にも非あったのは明確。普段からプレイが遅い事が頻繁にある状態のままでいたのが本当に良くなかったと思います。今回、もし自分のプレイが早ければ結果として何も起こっていませんでした。
今回の事で沢山の人をがっかりさせてしまったし、沢山の人に迷惑をかけてしまいました。
その人達には本当に申し訳なく思っています。

損失は大きいですが、この出来事を真摯に受け止め、頑張っていくしかないと思っています。
この突然やってきた絶望的な出来事のせいで、理不尽だと思って一瞬マジックに対してネガティブな感情が生まれてしまいました。しかしそれは一瞬で過ぎ去り、結果としてマジックを愛する気持ちは全然変わっていませんでした。本調子ではないものの、すぐに前向きになれました。この愛はちょっと大きすぎるんだと思います。
僕は今まで世界中でマジックをしてきて、本当に多くの人達と知り合ってきました。世界で見てもトップクラスにマジックの素晴らしさを知っていると思います。

だからこそ、僕は今後もプロプレーヤーとして様々な活躍をし、もっともっと沢山の人を喜ばせ、自分も喜びながら、マジックが盛り上がる為の力になりたいし、晴れる屋のリーダーとしても、仲間や関わる人達と一緒にどんどんマジック界のハッピーを拡大させていきたい。

マジック界の皆様、改めてご挨拶をさせて下さい。

マジック人齋藤友晴は今回の壁を乗り越え、更に強い決意、高い意識を持って頑張っていきます。
まだまだ未熟者ですがこれからも宜しくお願い致します。


2010年12月1日  齋藤友晴

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GPフローレンスで失格裁定を受けた件について。

前回のGPナッシュビルのレポートよりもGPフローレンスについて先に書くことになるとは思いませんでした。

公式カバレージ(英語)http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpflo10/day1#16

既にご存知の方もいるかもしれませんが今回のGPフローレンスは失格となってしまいました。
まず、普段から応援して下さっている皆さんに謝らせて下さい。
今回最低な結果が出てしまいました、誠に申し訳ありません。

今回、なぜこの裁定が出たのかをまとめると、
「残り時間が少ないのを確認した後、故意に時間稼ぎをしているように見えたから」
との事でした。
他者から「そう見えた」事を完全否定する事はできませんが、僕はその時全く、「時間稼ぎなんてしていなかった」

失格を受けたプレーヤーは何があったのか、どう思ったのか等、ウィザーズにレポートを出します。
日本語で良いと言われたのでそのまま会場で日本語でレポートを書き、提出しました。
その時書いた内容と同じものをもう一度ここに記したいと思います。




  齋藤友晴                              27/NOV/2010

GPフローレンスでのDQについて

私はまだ不思議な感覚でいます。10年前、2回DQになり、出場停止にもなり、それが終わって復活した後は、
ずっとフェアにやるという意識を強く持ちながら活動してきました。それでもこういう事が起こってしまう事があるんですね。
ROUND6、残り時間が少ない時にスロープレイで警告を受けました。
そして、ラウンド後にジャッジステーションに呼ばれ、「残り時間3分を確認した後にプレイが遅くなった」と言われました。確かにスロープレイを受けた時、私のプレイは遅くなっていました。しかし、それは残り時間とは全く関係ありませんでした。
これまで数ターン、戦闘が行われなかったような落ち着いた場で相手が最初に行った1体を残してのフルアタックをどう対処するかが難しかったのでしっかり考えていただけでした。(相手の場にクリーチャー10体、自分の場にクリーチャー5体とタンブルマグネット、伝染病の留め金)
また、「残り時間が0になった後はプレイが早かった」と言われましたが、最初のフルアタック後、場が簡単になっていたので早くなっただけです。
私は決して残り時間が3分だったからプレイを故意に遅くしたわけではありません。
しかし、ジャッジ曰く「見ていて故意のように見えたし、このケースは誰が対象でも、いかなる理由があってもDQ、残り時間が少なくなってからプレイが遅くなったのは事実。」
と言われ、私はそれを受け入れました。
運が悪すぎた、そのゲーム中1番難しい瞬間が残り3分の時に偶然訪れ、そこで考えたのを理由にDQになるなんて。
私がどうにか出来たとすれば、残り時間が少ない時はあらぬ疑いをかけられる恐れがある事を知り、いつも以上に早いプレイを心がける事ぐらいだろうか。
しかし、1番難しく、1番重要な場面で考える事をないがしろにしてはならないのも事実。
冒頭に書いた通り、やはり不思議な感覚です。事故とはこうやって突然起こる物なのだろう。

改めて申し上げます。今回、最悪のタイミングで1番難しい局面が訪れ、真剣に考えている所にあらぬ疑いがかかってしまったというのが事実です。
これは真実であると、私が愛するマジック・ザ・ギャザリング及び、すべてのマジック人に誓います。
今回の裁定に完全に納得しているわけではありませんが、ヘッドジャッジの判断が絶対だからこそ大きなトーナメントが成り立っている事を、私はプロプレーヤーとして充分理解しています。以上です。



僕は、今回の件で自身や周りの人、応援してくれている人が誤解されてしまう事が凄く嫌です。
更には、それによってマジック界のハッピーの期待値が下がってしまう事はもっと嫌だ。
今回の件はさすがに結構こたえたけど、これぐらいじゃマジックを愛する気持ちは変わりません。

正直、1日たっても今回の件のみに関して言えばどうしようもなかったんじゃないかと考えています。
しかし、背景として普段からプレイが遅い事に対しての警告をもらったりしていた為、その蓄積によりジャッジに悪印象を持たれていた可能性もあると考えていて、「時間稼ぎしているように見えた」というのを人間が判断する以上は、そういった要素が一切介入しないのは不可能なんじゃないかなと思っています。
2度とこうならないようにこれから僕に出来る事は色々ありそうですが、
根本的にはただ「完全なプレイ」を求めるんじゃなく、「早く」、「完全なプレイ」を選べるように精進していく事だと思います。

皆さんもプレイするスピードには充分ご注意を。


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GPシドニー/GPトロント/GPボーフム

今年の大型セット、ミラディンの傷跡発売から早一ヶ月以上たちました。
マジックが一番楽しいこの季節、皆さん良い感じでエンジョイしてますか?
僕はミラディンの傷跡を使ったリミテッドGPに3回出てきました。
最初からシールド&ドラフトを沢山練習していたので、かなりの自信を持って行ったのですが・・・

最初はオーストラリアのシドニーでした。行くのはもう3回目です。
とくに見たいところもなく、GP出てトレードとか仕入れして帰るという日程。
ちなみに昔行ったシドニー動物園は凄かったです、キリンがシマウマを全速力で追いかけまわしてた。
混ざりたかった。

初日のシールドは理想的なデッキが貰えました。
ボムあり、除去あり、茶破壊あり、3色だけど色マナ安定で文句無し!

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だったのですが、結果は3バイ後3-1-1。
敗因は練習結果に依存してしまった事でした。
できるだけ除去とボムぶっこんで後手取ってコントロール対決みたいになる事が多かったのですが、みんなが沢山やってるわけではないので、きちんとケアすべきでした。
今思えばこのデッキに《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》を入れないのはめちゃくちゃおかしい。
そして、《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》か《水銀の縛め/Bonds of Quicksilver(SOM)》を抜くべきでした。

しかし、ドラフトも沢山やってきた、まだまだトップ8は射程圏内。

GPシドニー2日目の1回目のドラフトデッキ

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0-3して一気にどん底へ。今思えばこの時は茶破壊呪文の点数が高過ぎたんだろう。
シールド戦でのそれとは強さが全然違う。
まだまだ、プロポイント1点の為に頑張ろう!

GPシドニー2日目の2回目のドラフトデッキ

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おえぇぇぇぇ・・・弱っ!
結果は1-2。赤緑は環境1番のルーザーカラーだと思います。
圧倒的敗戦だったGPシドニー、敗戦直後は分かりませんでしたが、ドラフトにおいては赤をやったのが敗因だという事が時間が経つにつれて分かりました。もちろん、赤をやったって勝てる事もありますし、実際ありました。しかし、この環境の赤は強さに対して始めるきっかけとなるようなカードが多い為、強さに対して混みやすい、デッキが弱くなりやすいという事をきちんと認識できていなかったというのが敗因だったと思います。
少なくとも《刃族の狂戦士/Blade-Tribe Berserkers(SOM)》から赤に入るような事は本来ほとんどあってはいけないはず。それをやっているんだからある意味負けて当然。
2ドラフトで5枚って(汗)ちょっとこいつが練習中活躍しすぎた、経験が足りてなかった。


帰国後、親和熱が上がり過ぎてレガシー大会に出た時にレア場を見かけた!
フジシューさんが鬼シューさんになってた!

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ひどい(笑)

GPトロントは最近では珍しく観光混じりの遠征でナカシューと水曜日現地入り。
トロント在住の友達が泊めてくれたり、色々案内してくれました。
着いた日は荷物を置いてからトロント大学の近くと、街の中心部を散歩。

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建物の中に超巨大なちょうちんみたいなの見た(笑)

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マジックのプレミアストアに行った!
おそらく日本でのMPSと同じようなもの。でもこれ欲しいなって思った。
その日は韓国焼肉食べ放題に行って就寝。
トロントは寒く、友達の部屋は地下だった。あのへんは一般家庭でも結構地下室があるらしい。

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ゴゴゴゴゴゴ・・・
ボボボボォ・・・

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木曜日はナイアガラの滝に連れて行ってもらった。
人生初ナイアガラ、すっげえ!
観光の船に乗って間近で見たけどすっげえ!ぶっ飛んでた!濡れた!!!←物理的にもw

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ちょっと調子に乗っちゃったバーガーキングも見た!

その後はカードショップに行ってドラフト。青黒で快勝!

そして金曜はトレード&仕入れ日。
土曜日にはGPトロント開幕。今度こそ!

GPトロント初日のシールドデッキ

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王道で組むと完全なるゴミデッキだったのでしゃあなしで感染に。
引きが噛み合わないとあっさり負ける博打みたいなデッキ。
3バイ後なんとか4-3できてなんとか2日目ドラフトへ。

前回の反省やこれまでの経験を生かし、
できれば白青黒のうちの2色の組み合わせか感染をやる、赤は極力やらない
というスタンスで臨みました。

GPトロント2日目1回目のドラフトデッキ

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序盤青単ピックから白をつまんで青白。
と思ったら12手目とかで取った緑の束を使ったほうがデッキの形的に良かったので青緑に。
2-1。

GPトロント2日目2回目のドラフトデッキ

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普通に強い赤黒コントロール。
極力やらない赤も初手《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter(SOM)》はとりあえず取る。
そこから自然に流れが良かった赤黒になりました。
2-0からIDしてトップ64でプロポイント1点。

そして3度目の正直!と臨んだGPボーフム。

GPボーフム初日のシールドデッキ

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最弱クラス。この環境では珍しい完全ボム無し、アンコモンも弱いデッキ。前回と違って感染もできず。
今までの中で最低成績のバイ明け0-3ドロップ!(ゲーム0-2,0-2,0-2!!!)
正直、長くやってたらまあこんな時もあるさとしか言えませんでした。
でも、かなりのゴミパックだったからこそビートに寄せて先手を取るぐらいの事をしなければならなかった気がします。そしたら1勝ぐらいできてたかも。

3試合でプロポイントたったの1点。大負け。
でも、負けはしたけどこうして試合に出てきた事が、ミスがあった事実が自信に繋がる。
まだこの環境のGPはあと2回ある、そこで結果を出したい。
頑張ろう!!!
そして、自分にとってより重要なPOYレースは1位と17点差になってしまったので、これからはリミテッドの練習はそこそこに、世界選手権の準備に力を集中させていきます!
よく構築戦プレーヤーだと言われるけど、それならプロツアーより構築戦ラウンドが多い世界選手権の方が勝ちやすいはず。やれるはず。今年こそやってやる!!!

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GPポートランド/Eternal Festival Tokyoでトレードブースやります!

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西海岸オレゴン州にあるポートランド。3連戦最後に優しい、直行便で行ってきました。
緯度的には北海道の1番上と同じぐらい、すでに最高気温14度がぐらいの涼しい(寒い)場所でした。
写真は今回の会場の上部。かっこいい。コンベンションセンターとは思えないですね。

M11は久々に沢山ドラフトしました。MOを合わせると50回以上やったと思います。
POYレース的にはBlad Nelsonに逆転されてしまったし、今回は好成績を残したいところ。
参加者は1370人。最近は本当に人が増えました。
いつも通り、初日のシールド9回戦で足切りした後、シールドの10回戦目をやるとの発表がありました。

そんな中貰ったパックはパッと見た感じ「結構強そう」
で、こんなデッキになりました。

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ざっくり言うと、ガラクかオーバーランで勝つデッキ。
ボムこそあれど、ドローとマナが多く、クリーチャーの質があまり良くないので、デッキが薄めというのが少しネガティブ。
まず、3バイ空けの最初の3回戦で3-0。でも、苦戦しつつも何とか3-0といった感じ。
それから0-2。1回はギリギリの試合で逆にオーバーラン打たれて負け。1回は除去沢山&《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M11)》&《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(M11)》の神赤黒に負けました。
9回戦、そこそこの白黒に何とか勝てて7-2で初日抜け。

2日目の朝、シールドの10回戦で同じ青緑のもっと強いデッキにあっさり負けて7-3。

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構築ミスってました。画像上の4枚の代わりに、下の4枚を入れるのが正解だったかなと思います。
やっぱりデッキが薄かった。これらの白のカードはサイド後に入れる事が多かったです。
前回のGPでの反省が、「もっと欲張るべきだった」だったのに、また同じ反省になってしまいました。
欲張りきれなかった。
ドラフトを待たずして、早くもトップ8の目がなくなってしまったわけですが、それはそれとして1点でも多くのプロポイントを取るべく、沢山練習してきたドラフトへと気持ちを向けました。

1回目のドラフトデッキ
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2枚の《火の玉/Fireball(M11)》&《思い起こし/Call to Mind(M11)》で1ゲームに最大3発も《火の玉/Fireball(M11)》を打てるコントロール気味のデッキ。見るからに苦手そうな白系ビートダウンの強いデッキに負けて2-1。他2回は圧倒的な感じで勝てました。

2回目のドラフトデッキ
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赤単!!!1パック目初手で緑の《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》からスタートしたドラフトでしたが、3手目で《チャンドラの憤慨/Chandra's Outrage(M11)》から赤の流れが良く、9手目以降で《溶岩の斧/Lava Axe(M11)》を3枚も取れたので赤はガラ空きだからなるべく寄せようと思ってたら結果単色に。
《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain(M11)》が大好き。赤が弱いこともあって強さの割に回ってきやすいから狙いやすい。酋長がいると最後の頃取れる《ゴブリン気球部隊/Goblin Balloon Brigade(M11)》がエースになれる。
きっかけは晴れる屋でドラフトする時、メンバーが足りなくて入ってもらった人に酋長2枚とゴブリン3体で4ターンキルされた事でした。
ただ、緑のカード5枚、青のカード1枚を犠牲にしている事もあり全体的には微妙なデッキ。
でも酋長パワーでなんとか2-1する事が出来ました。

シールド7-3(バイ含)、ドラフト4-2でなんとか64位に滑り込み、プロポイント1点獲得。

毎シーズン、リミテッドが足を引っ張る。
なぜそうなるのか、大きく分けると2つ要素があると考えています。

・構築戦よりリミテッド戦のほうが運要素が高い。(ランダム性が多い)
・構築戦よりリミテッド戦が苦手。

前者はどうしようもないとして、後者はもっと意識しないとならない。
今回で言えば、意識的にいつもよりドラフトの練習はしてきたけど、シールドの環境把握が足りてなかった。
「欲張りきれなかった」2回とも同じ反省になっているのがその証拠。

新セットのミラディンの傷跡では5回もリミテッドGPがあります。
シールドも、ドラフトも、プロ達にやりすぎと言われるぐらいやろう。色んな人と沢山話して行こう。
それと同時に世界選手権に向けてスタンダード等も軽く触っていこう。

POYへのラストスパート頑張ります!
獲るっつったら獲る!!!


もうすぐEternal Festival Tokyo !

Eternal Festival Tokyo
9月20日東京で開催。日本最大級のエターナルイベント!

それと、エタフェス前日祭の情報はコチラ→http://73714.diarynote.jp/201009042152365993/

当日、齋藤友晴トレードブースをやらせて頂きます!

☆今回のウリ☆
・デュアルランドやパワー9等の高額カード多数持っていきます!
・「ヘビプレ・サインド・スタンプ」バインダー充実!

この機会に是非、不要カードを奮ってお持ちください!

トレードブースについての詳細は「続きを読む」をご覧下さい。
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